若木先生の待望の新連載が始まりました。週刊スピリッツで!
(イチゴーイチハチとギガグリーンの連載が終わってしばらくご無沙汰だったので個人的にはお久しぶりといった感じです)
テーマはタイトルからかなりストレートに「結婚」
神のみを読んでいたころはまだ学生だったことを思うと、年齢を考えずにはいられない…笑
私の自己紹介をしておくと、若木先生の漫画との出会いは「アルバトロス」で
がっつり追いかけだしたのは「神のみ」からです。一番好きなのは「ねじの人々」2巻のヒトデ君がネットで炎上する一連の話。同人で続いている「16bitセンセーション」もアツいです。こちらもおすすめ。
話を新連載に戻して…
「うーん。そんなに簡単に結婚するって言える?」
というのが今回の感想。
今作の主人公たちは、旅行代理店の同じ部署の同僚です。
だからと言って甘酸っぱい何かがこれまでにあったということはなく。むしろどちらかと言えばドライな関係性
そんな二人が、1年後に独身だと都合が悪い(海外に単身赴任かもしれない!)→じゃあだから結婚だ!
なんというか思い切りが良すぎる。しかもこれまでそんなに思い切った人生を生きてきたとは思えない人たちが
主人公その1 大原くん
返事がワンテンポ遅れる、ザ・内気キャラ。オーラが暗い
猫との2人暮らしを満喫中。自炊もする(家事スキルはそれなりに高いと見た)
この猫がかわいい。決してなついてないしあざといわけではないけど、動きがカワイイ
猫らしい自由な動きが好きです。名前はかまくん
主人公その2 本城寺さん
大原君にやたらと(マイナス方面に)意識されてる本城寺さん。
神のみで桂馬が、
「マイナスの感情はプラスにひっくり返せる!」と熱弁していた覚えがあるので、この辺はある時、かなりあっさりと解決するんだろうなと思います(神のみ脳)
地図好きで頭の中ではいろいろ思いがぐるぐるしている栞タイプの女子。これからかわいいところが色々見られるんでしょう。家でリラックスしている姿がすでにかわいい。こういう姿を大原君が見る日はいつになるんだろうね。楽しみです
こんな、THE自分の世界で生きているような人たちが、結婚を思いきるなんて本当によっぽどだなと思うんですよね。
そもそも海外に単身赴任なんて独身(で
なおかつ優秀な人)じゃないといけないと思うんだけどな。1話ではわからなかったけど、大原君も本城寺さんもとても優秀な人で海外単身赴任に値するような人材なんだろうか……。
本城寺さんは言いました
「私と、結婚しませんか?」
「私たちの一人の生活を守るために!」
でも、結婚って一人じゃ成り立たない。離れている1と1がくっついて1+1の生活ではないんですよ。
どちらかというと1と1の和集合のようなものだと思います。家族ではなかった誰かと暮らすってそういうこと
習慣も違う、好みも違う、でも何とかそのいいとこどりをしながら1を広げていくこと、1と1の和集合を広げていくことが共に暮らすということであり、結婚だと思います(かなり実体験)
この
結婚って一人じゃ成り立たない!ということに大原君と本城寺さんがどう立ち向かっていくのかがこの漫画のキーになると思います
春夏秋冬、四季をめぐってエンディングにたどり着けますように。本誌読んだり、アンケート書いたり、単行本買ったりでできる限りの支援はします!この先が楽しみです!
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