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感想置き場

まとまらない感想の置き場所です
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「結婚するって本当ですか」の私は何が好きなのか

昨年末発売のスピリッツに掲載された28話がね、凄かったんですよ

いずれはくる展開だと思ってたけど、ここで、こういう形でか
私の心を鷲掴みにしてくれましたよもう

単行本を5周くらいぐるぐる読んで余韻に浸っております…
(春に出るらしい3巻に28話が載っているはずなので単行本派の人にも早く読んで欲しい!!!)

結婚するって本当ですかの好きなところを語っていきたいと思います!
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「結婚するって本当ですか」の伏線を検討してみる

28話がすごすぎたせいで再熱し、勢い余って単行本5周、いや10周くらいしています

改めて読むと展開がすごく丁寧なんですよね。リカさんもタクヤくんも(小心者のくせに)割と大胆に行動しがち。なのにきちんと布石が敷かれているからそこまでびっくりしないというか地に足をつけて安心して読めるいいまんがです

そうすると当然、今後の話で回収されるであろう展開もあるわけで…
妄想あるいは想像が止まらなくなってきたのでまとめてみました

結婚するって本当ですか #3の感想

続けることが大事なので、婚すか(略称はとりあえずこれで行きます)今週の感想です。

今週はまず、カラー扉の本城寺さんがカワイイという話からしたい!
一人という油断!自宅という油断!深夜という油断!油断まみれの本城寺さんがkawaii!!
外ではピシッとしている人が家だとだらけているのかわいいですよね。私は好きです

今週は、結婚おめでとうサプライズパーティーの会!
職場の飲み会ってどう思います?私は正直苦手です
だって何話していいかわからないじゃない!!!

どこに地雷原が潜んでいるかわからない職場の飲み会ほど恐ろしいものはない…
漫画の話をするにもどのレベルで話していいかわからないからね。下手に話すと墓穴を掘る。あな恐ろしや
そしてひたすら聞き役に回るのもストレスたまるんだなあ。良い感じに話せればいいと思うんだけど難しいなって思います

私はそういう感性の人間なので、突如として眼前に現れたサプライズパーティーに固まった大原くんにとても共感してしまいました(笑)

そんな中、お酒の力を借りてテンションマックスを叩き出す本城寺さんですよ。やっぱりこの人は肝が太い。酒瓶(たぶんワインの瓶)2本をトイレに持ち込んで(たぶん)ラッパ飲みをする人ですよ。強い。強すぎる

お酒の力を借りて、本城寺・オン・ステージ(カラオケ)を開催したわけですが、ここで歌った曲は「恋のメルカトル」
私、このタイトルを見て反射的に懐かしいなって思ったんですよね
今手元に神のみ単行本がないので確認できないんだけど、かのん編の時にエルシィが聞いてたかのんちゃんのアルバムにこのタイトルの曲があったような気がした…(要ソース。なので後日確認します)
とにかく、このタイトルはすごく若木先生のセンスだなと思いました(かなり強引なまとめ)

今週はまた、締めも若木先生らしさにあふれていました。
酔っ払い本城寺さんを介抱する大原くん。いつもと違うシチュエーションにドキドキしたって良かったんです。なんならちょっとよろけて抱き着いてきた本城寺さんといい感じになっちゃったって良かったんです(だって青年誌だからね!)
……でも大原くんはそうしなかった。たぶん、そういう思考回路がなかったから、そういう選択はしなかった。声をかけることすらできなかった
今までの彼ならまあしょうがないかで済ませていたことだから、それを情けないと思えたことは彼にとっては成長なのでは?と思います。アオリ文からすると来週は大原くんが動く番?楽しみに待っています

結婚するって本当ですか #2の感想

前回のラスト、「私と結婚しませんか」と大見得切った本城寺さん
それに付き合うことになった大原君…の第2話です

「本当の結婚じゃありません。”ふり”です」

本城寺さんがわりと簡単に「結婚」って言ったなーと思った前回だったのですが、結婚というカタチというか器が欲しかったのね

損得勘定から始まる結婚というと「逃げ恥」を思い出したりもしますね。
(「逃げ恥」は仕事と家事についてについての話だったので「結婚するって本当ですか」とはまた別の切り口から描いていて面白かったです)
この作品は結婚、つまり新しい家族という器が先にあって、その器の中を埋めていく話なんだなということを理解したような気がします。

ところで、「結婚するって本当ですか」ってなかなか長いタイトルなのでそろそろいい感じの略称が欲しい(笑)

2話は本城寺さんは他人の前では出さないけど行動力の塊だということを描いていたと思います。
旅行の計画が好きって話もそうだし、TVで絶景ポイントなんてやっていたらとりあえず地図を開いてどうやって行くか考えていそう(ただし実際には行かない)

結婚しませんかって言って、翌日もう会社に「結婚します!」って宣言できるなんて並みの人にはできませんって本城寺さん!!!
結婚報告を前に胃がキリキリしちゃう大原君には親近感を覚えます。私なら絶対こうなる
本城寺さんは思い切りが良すぎるし何よりも肝が据わっている…。それを割と素の状態でやっているんだから手ごわい女性ですよね

親に報告する前に会社に報告なんだなーって思いました。結婚ってなんだかんだお互いの家族がかかわってくるのでかなり一足飛びな感じがしました
一人暮らしだから本城寺さんも大原君も家族の影が見えないんだけどどういう家族構成してるんでしょうね…。ちょっと気になるところ

「結婚するって本当ですか」という漫画が目指していることって2つあると思うんです。
1つは、上のほうでも言及していますが「家族という器の中身を埋める」ということ
2つめは、「世間一般の結婚のイメージとのギャップを埋めていく」ということ

結婚を報告しての黒川店長のリアクションは、2人が想定していたパターンではありませんでした
それは盛大に祝福されてしまったのだから

確かに結婚っておめでたいことです。周りからしたら祝いたい気持ちもよくわかります
結婚式って華やかで幸せなイメージ、ありますもんね

でも大原君と本城寺さんが目指す結婚は幸せではなくてお互いが1人と1人で快適な生活を送ること。祝われてもどう返していいかわからない…でも周りは祝ってくる。それで2人はパンクしていまうのですが(笑)
結婚=幸せ?それとも?どんな結果が待っているかはまだ全然見えないんですが、最終的には幸せだなあと思ってほしいと思います

多分今後周りから「結婚式はいつするの」ってせっつかれると思うのですがここをどう乗り切るのかとても楽しみ。私はのらりくらりと逃げ続けた結果、写真だけは取りました。そういう作戦もあります

最後のアオリによると次回も「結婚の魔力」に2人が襲われるそうなので、しばらくは「結婚」もしくは「家族」についての周りとの価値観のギャップに振り回されそうです。

結婚するって本当ですか #1の感想

若木先生の待望の新連載が始まりました。週刊スピリッツで!
(イチゴーイチハチとギガグリーンの連載が終わってしばらくご無沙汰だったので個人的にはお久しぶりといった感じです)

テーマはタイトルからかなりストレートに「結婚」
神のみを読んでいたころはまだ学生だったことを思うと、年齢を考えずにはいられない…笑

私の自己紹介をしておくと、若木先生の漫画との出会いは「アルバトロス」で
がっつり追いかけだしたのは「神のみ」からです。一番好きなのは「ねじの人々」2巻のヒトデ君がネットで炎上する一連の話。同人で続いている「16bitセンセーション」もアツいです。こちらもおすすめ。

話を新連載に戻して…

「うーん。そんなに簡単に結婚するって言える?」

というのが今回の感想。

今作の主人公たちは、旅行代理店の同じ部署の同僚です。
だからと言って甘酸っぱい何かがこれまでにあったということはなく。むしろどちらかと言えばドライな関係性
そんな二人が、1年後に独身だと都合が悪い(海外に単身赴任かもしれない!)→じゃあだから結婚だ!

なんというか思い切りが良すぎる。しかもこれまでそんなに思い切った人生を生きてきたとは思えない人たちが

主人公その1 大原くん
返事がワンテンポ遅れる、ザ・内気キャラ。オーラが暗い
猫との2人暮らしを満喫中。自炊もする(家事スキルはそれなりに高いと見た)

この猫がかわいい。決してなついてないしあざといわけではないけど、動きがカワイイ
猫らしい自由な動きが好きです。名前はかまくん

主人公その2 本城寺さん
大原君にやたらと(マイナス方面に)意識されてる本城寺さん。
神のみで桂馬が、「マイナスの感情はプラスにひっくり返せる!」と熱弁していた覚えがあるので、この辺はある時、かなりあっさりと解決するんだろうなと思います(神のみ脳)
地図好きで頭の中ではいろいろ思いがぐるぐるしている栞タイプの女子。これからかわいいところが色々見られるんでしょう。家でリラックスしている姿がすでにかわいい。こういう姿を大原君が見る日はいつになるんだろうね。楽しみです

こんな、THE自分の世界で生きているような人たちが、結婚を思いきるなんて本当によっぽどだなと思うんですよね。
そもそも海外に単身赴任なんて独身(でなおかつ優秀な人)じゃないといけないと思うんだけどな。1話ではわからなかったけど、大原君も本城寺さんもとても優秀な人で海外単身赴任に値するような人材なんだろうか……。


本城寺さんは言いました

「私と、結婚しませんか?」

「私たちの一人の生活を守るために!」

でも、結婚って一人じゃ成り立たない。離れている1と1がくっついて1+1の生活ではないんですよ。
どちらかというと1と1の和集合のようなものだと思います。家族ではなかった誰かと暮らすってそういうこと
習慣も違う、好みも違う、でも何とかそのいいとこどりをしながら1を広げていくこと、1と1の和集合を広げていくことが共に暮らすということであり、結婚だと思います(かなり実体験)

この結婚って一人じゃ成り立たない!ということに大原君と本城寺さんがどう立ち向かっていくのかがこの漫画のキーになると思います

春夏秋冬、四季をめぐってエンディングにたどり着けますように。本誌読んだり、アンケート書いたり、単行本買ったりでできる限りの支援はします!この先が楽しみです!

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